ウチの若手のドキュメント。

将来のことや夢について聞かれても、
まだピンとこない。
日々悩んだりへこたれながらも
とりあえず今、
夢中になれる“シゴト”を見つけた
ボクたちの慌ただしくも濃い毎日は、
何だか悪くない気がしている。
大分・中津。20代。
100%本音のドキュメント。

M-ZEC’s
Young craftsman!

TANAKA

sota

工務部

田中 颯太

2016年入社

建物ではなく、
“未来”の一部を作る気持ちで。

高校卒業後、18歳で「エムゼック」に入社しました。所属する工務部(施工管理)は現場仕事で、関わる人がとても多い仕事です。決められた工期内に建物を完成させなくてはならないので、それに間に合わせるために、幅広い年代の職人さんと連携をとったり材料の管理を入念に行ったりするのが、まだまだ慣れていなくて難しいですね。働き始めて5年。もっともっと、と技術を磨く日々です。

22歳にして現場を切り盛り。
自分のすべてを出し切った。

2021年3月に玖珠に完成した新しい駐在所は、初めて一人で担当した思い出深い現場。過酷な現場だったからこそ、建物が完成したときの喜びと達成感は何事にも代え難かったです。マジ感無量、今の自分のすべてを出し切ったって感じでしたね。これを完成できたことが中津の新しい現場(交番)につながっていますし、ものすごく奥が深い建築の現場に少しだけ触れられたようで、本当に嬉しかった!大変だったけど、不安やったことはなかったんです。上司も、職人さんも、社長も、めちゃくちゃ親身になって支えてくださったから。何なら、社長が一番親身になってくれたかもしれないす(笑)。

言葉にならない
“多幸感”を
また味わいたくて。

「エムゼック」は建設業でありながら、ものすごく「サービス業」だよなと思う場面がたくさんあります。それは仕事をすすめるなかで突発的な問題が出てきたり、迷ったり、困ったりしたときには、必ず「お客さんが選ぶほう」を大切にしている点です。その決意って、まず目の前の人を笑顔にするためだし、自分が入社する前からもずっとそうだったんだろうなと思わせる、ぶれない姿勢がカッコいいなと。あと大企業になると、なかなかひとつの工事を若手だけに任せることってないと思うんですが、うちは中小企業で、ひとつの現場をひとりで担当するので、スキルアップのスピードが断然速いと思います。何より、自分はこっちの方が面白いっすね。

NAKATSU,
MY SPECIAL!

01

耶馬溪

YABAKEI

中津を代表する景勝地で、特に紅葉の時季がお気に入り。行きは田中さんの運転だが、帰りの運転を彼女さんにバトンタッチするのは、「周辺をぶらぶらしながらお酒をゆっくり愉しみたいから!」だそう。週末の出店で登場する、大好物の“鮎の塩焼き”をビールの相棒に。

私のお気に入り!
M-ZEC’s
Young craftsman!

YAMAMOTO

erika

工務部

山本 恵里佳

2021年入社

苦手なことから逃げない。
そう決めたら、
この町にたどり着いた。

地元は豊後高田市で、福岡大学の建築学部を卒業したあとに、九州大学芸術工学部の大学院に進学しました。実は上海の設計会社に就職が決まっていたのですが、コロナの影響で保留となったことで、一度大分に戻ることにしたんです。もともと30歳になるまでに達成したい自分のなかの「将来設計」があって、それに向かって進もうとしていたんですが・・・そこに至るまでの道は1本じゃないかもしれないな、とも思うようになりました。私には苦手なことから逃げるクセみたいなのがあって、あえて地元から離れていこうとしていた自分にも気づいて。「まずここからできることがあるかもしれない」と思った時に出合ったのが「エムゼック」でした。

現場が教えてくれる
たくさんの感情。

入社する前、社長に「建設のイメージってどんな感じ?」って聞かれたんですよ。私としては、「カッコいいけど、きっと泥くさいことも多い業種ではないですか」って答えて。実際に働いてみるとその通りだなって思いました。でもそれって、机の上で設計図を描いているだけじゃ気づかなかったこと。「現場に出ないとわからないことだらけなんだ」―それを、身をもって実感する日々です。今は法人の仕事で、倉庫と事務所を同時につくる現場にいます。ハードですよ。ベテランの先輩について、細かい部分も聞き逃さないように、必死に食らいついてます(笑)。現場や会社にまだ女性が少ないことに関しては、特に気にしてないです。社長もよく現場にいらっしゃますし、中嶋さんとは会社の話をよくしますね。話しているだけでためになる方なので、めちゃくちゃ尊敬してます。

建築って夢がある!
だから飽きないし、
学び続けたい。

入社してまだ日が浅いですが、一緒に働いている先輩たちを観察していると、「エムゼック」は、一緒に現場で汗を流す職人さんたちとの関係づくり・場づくりがとてもいいんだなとわかってきました。それが結果的にお客さんのためになっているんだなと感じるんです。たとえばウチが誇る基礎の美しさ一つとっても、その「見えない部分」こそに手を抜いていないのが美学だなと。月曜〜土曜が仕事で、日曜は資格(1級建築士)の学校。改めて考えると、毎日慌ただしいですね。それでもここに至るまでに悩んだ部分も、実際に入社すると不思議と吹っ切れました。特に同年代の田中さんを見ていると、入社して学んでこられたことが本当に濃かったんだろうなと感じるんです。最初に建築を志したきっかけも、ずっと勉強できる職種がいいと思ったから。建設の現場経験を積むことで、私自身、今まで見てきた建物の「見え方」「感じ方」がどんどん変わってきています。一歩足を踏み入れるとものすごく広がる世界があることを、この業界が教えてくれます。人がいるところに建物がある。わかっていたことだけど、もう全っ然飽きないんですよ。

NAKATSU,
MY SPECIAL!

02

ウォーターバレー

WATER VALLEY

中津市民に長く愛されるレトロ喫茶。花束のようにボリューミーな“苺パフェ”が名物で、長らく福岡に住んでいた山本さんも、帰省のたびに地元の友人と訪れていた思い出の場所。お気に入りのメニューはカレー。

03

中津市立小幡記念図書館

NAKATSU CITY LIBRARY

建築家にとって最も名誉あるプリツカー賞を受賞した巨匠、槇文彦が手がけた図書館。山本さんの母校・福岡大学の60周年記念館を設計したきっかけで槇建築を知り、惹かれるように。「思わず歩いてみたくなる設計がたまりません」。

私のお気に入り!

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